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ガイの愛って重たいと思うんです。唐突になんだと言う感じですが、私はガイは重たい奴だと思ってます。
なんでそうなるかといったら、やっぱり幼少時代の頃の二人の関係を考えるとガイは必然的に重たくなります。
ガイはルークがレプリカと知るまでずっと嘘を演じてきたからルークへ愛を向ける時はかなり重たい、ディープな感じになると思うんですよね。
ガイの方がルークへ愛を語る時の比重はガイの方が重たい。ルークが負けない程ガイを好きだとしてもこれがまず逆転することはないと思います。
屋敷時代でガイはあの宝刀イベントで明らかになる約束の他にもルークを推し量る場面が他にもあるんじゃないかと思うからです。

ふとした時に「なあルーク。お前それいらないんじゃないか?」とか言って、ルークが持っている薄汚れた羽ペンをガイが指さす。
羽ペンを持つことすらままならないルークが何本も羽ペンを駄目にして来て、その中で唯一持てるようになったペンだと言うことでずっとそのペンを使ってきていたが、ガイはそのペンを見て思った。
こんな汚いペンなんてあのお高いルーク坊ちゃまにふさわしくないんじゃないのかと沸々とご聡明なルーク坊ちゃまがガイの頭に過る。
けれどルークはガイのそんな様子に気づかずに、首を振った。
「おれ、いるよ。おれ、これがいい」
「お前が言うなら新しくて綺麗な羽ペンがもらえるんだぞ。いらないのか?」
ガイがそう言ってもルークはやっぱり首を振る。
「いらない。おれ、これがいいんだ」
「そうか。残念だな」
新しい方がきっといいだろうにとガイは笑う。けれどその顔は随分と痛みが走っていて、悲しげだった。
それを見たルークは羽ペンをガイに差し出す。
「ガイがほしいなら、やる。これ、やる」
「・・・気に入ってるんじゃなかったのか?」
「そーだけど、ガイがほしいならやる」
一見何の変哲もない羽ペンの一つにルークは何でそこまで大事に扱うのだろう。
あの坊ちゃまは決してこんな羽ペンなんて大事にはしなかった。少なくともガイの知っている坊ちゃまはしない。
「俺はいらないよ。ルーク、それ大事にしろよ」
「うん!」

と言う感じで結構な頻度でガイは迷うと思うんです。それで後にこれはガイがくれた羽ペンだったとか判明して、ガイがマジかよと照れるのがいいと思います。ルークはピンポイントでガイの胸をうちぬくと信じて疑いません。
そして結局この羽ペンを見た公爵が汚いから廃棄しろとラムダスに命じ、ラムダスはガイに命じるといった感じでガイはルークが寝静まった夜にペンを廃棄するのが美味しいと思います。
それで翌日綺麗になった羽ペンを見てルークは首を傾げて、ガイに訊ねます。

「ガイ。この羽ペン・・・」
「あれは汚いから捨てたんだ。こっちの新しい方が良いだろ」
「・・・」

そうしてルークは破壊神になると信じて疑いません。どうせ替えが利くんだろってルークは思い始める。
だからルークはあんまり思い入れのある描写とか、好きなことがほとんどないのかなと思います。
どうせルークの大事な物はこうして奪われていく。だったら大切なものを作る方が疲れるとか思ってる感じです。
でもルークは無自覚でそれをしていて、ガイはそれを知っているのに黙認していると言った具合です。
ガイが黙認するのはやはり復讐のことがあるから、ルークに近づけない。けれど、ルークに近寄りたい自分もいて酷く迷っている感じがいいと思います。
しかしこれで一本書けそうですね。ただガイの愛は重たいって書きたいだけだったのに。
反響があったら書こうかな。屋敷で暗黙のルールが確立していく二人の関係が好き過ぎる。
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